わたしという感覚は「そういう場所」と呼んでもいい。そういう場所が、肉体という場所と連動しているとき「プラスとマイナスの世界」に縛られるのだろう。「ここ」に居ると、「自分と呼べる感覚」が、そういう仕組みに見えてくる。
自分という感覚を移す
これに気がついた人が「悟り」を開き、瞑想や修行・各種メソッドを開発したように見える。自然治癒力という観点から眺めても、「ここ」に居る「わたし」が肉体に創りだす自然治癒力は、≪幅≫が違う。「ここ」に居ることが、そのままヒーラーということが見えてくる。
「ここ」は、ぶれない
だってプラスとマイナスが「わたし」に干渉しないから。干渉しても、すぐに薄まるから。並木さんは消えちゃうんだろうと推察できる。釈迦先輩はこのことも「色即是空 空即是色」と表現していたように思える。「仮有:けう」という意識状態のことだ。