$ 0 0 子供は無邪気なだけで無邪気を楽しんでるわけじゃない。ぼくと師匠は無邪気を楽しみ、無邪気を活用している。無邪気の素晴らしさに敬意すら抱いている。こんなぼくらって子供かしら相談されてもいないのに、また、見るからに暗くなっているわけでもないのに、プライベートに立ち入ることは東京道場ではご法度だと、東京道場長は背中で教えてくれた。東京道場の門人ならば、ここは破るべからず。愛は空気、言葉や理屈じゃない紫帯はそう感じている