これほどパワフルで繊細で情に充ちたヒーリングをぼくは知らない。広大な空間にポツンと一つある小さな場所、これが私たち意識の世界だ。感覚できるそのすべてはこの小さな場所に充ちている。
自分が今まで広大だと見ていた場所さえ、この小さな場所の一部にすぎない。この小さな場所を包む広大な空間。この空間こそ「宇宙」だ。ただこの広大な空間にポツンと一つ小さく存在している「意識の世界」は奇跡と言える。
この広大な空間にポツンとあるだけなんだ。「わたしが存在していることは奇跡だ」。この感覚に見舞われてからニュアンスの違いを修正しようとはしなくなった。
ニュアンスなど共有する必要が無い。
全ては奇跡なのだ。
共有しようとするしがらみを突き抜けた先にある「全て」という感覚は、絶対である愛のすごさをまざまざと感じられるスペースだった。
愛に平伏す
ここにひとつの作法を完成させた。これからのワーク・セッションでこの感覚をアウトプットし続ける。共有を必要としない、それでいて全てに関心を向けられる「全て」という作法に出会い、愛に平伏すしかない充足を味わっている。