わたし には運命はない
わたし には 死も生も ない
わたし は源であるが源とは違う
源には わたし という感覚はない
わたし には わたし という感覚がある
わたし という感覚を持ったときが
生なら
わたし という感覚を無くしたときが
死になる
寿命と呼べるものを指すなら
あなたたちの時間で言えば
４兆光年くらいか
不死 とは わたし のことだろう
わたし の時間は瞬間だ
わたし は 魂 と呼ばれている
わたし は運命を照らすために
わたし になった
運命とは あなた のことだ
あなた には生と死がある
あなた には感情がある
あなた は数十年で消える
部分として あなた は再生するが
部分としてなので
再生後は あなた ではない
わたし が あなた を照らすと
あなた は 愛と調和に向かう
わたし が あなたを照らすためには
あなた の 外 に 出なければならない
あなた は 箱 なのだ
わたし が 地上 に 降りるための
箱 なのだ
あなた には カルマがある
あなた には 使命 がある 過去生もある
わたし には 無い
わたし にあるのは
あなた を照らす という
想い があるだけ
あなた は流転する
わたし は そのまま
ーーー
そうだね
ぼくはいままで
運命を自分だと思っていた
運命を自分だと思っていたから
運命を知りたがったのだろう
ぼくは あなた なんだね
運命を照らす あなた が ぼくだ
ぼくは 魂 だね
源が わたし という感覚を持ったもの
魂が ぼくだね
吉野太は 運命 の名称
ぼくが照らし続けるものだね
吉野太という箱の中で
眠っていたらダメだダメだ
起きて照らさないと
運命を 愛と調和 に導かないと
運命が成就されない
また部分として再生されてしまう
輪廻とは 部分再生の結合なんだね
吉野太という運命は
部分再生の結合なんだね
目覚まし時計に気がついたよ
吉野太を照らし続けるよ
吉野太を成就させるよ
ぼくは 魂 だからね
源 だからね
