エデンに帰る実験をした。
ぼくはKANさんに、どうしたら浮きますか?と質問した。ぼくの浮きたい理由が真理をしるためだったなら、応えてはくれなかったろうと推察する。
ぼくの浮きたい理由、それは
吉野さんて軽いよね
こう揶揄されたとき
すみません地に足が着いてなくて…
この笑いを完成させたいからだ
v(^_^v)♪
だからしっかりとしたコツを教えてくれたのだと思っている。その手始めの実験が「エデンに帰る」だ。
裏庭に檸檬の木がある。そこは暑くなると蚊の王国になる。虫除けをせずに落ち葉拾いをしていたら五分もすれば五箇所は確実に行かれる。
KANさんの言語外の伝授から紐解き、蚊に刺される理由はここにあると理解した。
ぼくが蚊を蚊と思っているから
ぼくがぼくをぼくと思っているから
君たちは蚊じゃないよね
ぼくもぼくじゃないよ
君たちもぼくも「くり抜かれたモノ」だね
こう意識すると、
蚊はぼくを自分と認識する。
ぼくは蚊を「ぼくと同じくり抜かれたモノ」と認識する。
蚊はぼくを自分と認識する。
ぼくは蚊を「ぼくと同じくり抜かれたモノ」と認識する。
差し出した腕の周りを飛ぶだけで刺されなかった。とまることもなかった。おーっと感動したら踵付近を刺された。
蚊は自分を餌の対象にはしない
自分を攻撃しない
人は自分を餌にはしないけど
自分を攻撃する