芳賀は自己啓発セミナー空間を、1次/2次関係の変数に沿って次のように判断する[:48-50]。
① 継続時間の設定 :限定的(比較的短期)……2次関係
(基本的にセミナー会社との契約期間内に限って関係を取り結ぶ。)
② つき合いの範囲 :無限定(私的込み) ……1次関係
(よほど親しくなければ行わないようなかかわりが展開される。)
③ 認証的か役割的か:役割的(匿名的) ……2次関係
(トレーナーに与えられた課題をこなすという形。人称的な関係が進 展しにくい。)
④ 情緒的か合理的か:情緒的 ……1次関係
(「いま-ここ」に集中し、感情に抑制をかけない。)
⑤ 自足的か手段的か:手段的または自足的 ……2次/1次関係
(スキルの獲得:2次/楽しみと感動を味わうという娯楽的な側面: 1次)
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セミナー会場に於いて
思いもよらぬ感動体験をさせる
これにより今までの自分を小さなものと感じさせ、大きな自分に変容することを自身から望ませる。「大きな自分に変容することを自身から望ませる状況を作る」のが「第一段階のセミナーにおける洗脳」と言えるだろう。
自己啓発セミナーにおいて注意すべき点は
主催者が「何を目的に」来場者を洗脳するのか?
ここだと理解する
個人の愛を再生することが目的であれば、その主催グループは組織の透明性を大切にしていると思う。痛いところをつかれ感情的にそこを退けたり、曖昧にするのは、自身たちが問題と感じていながらそこと向き合うことを避けている結果と言える。
自身たちが避けているのに
来場者に真っ直ぐに自分と向き合えと指導することの矛盾
ここにガイアファミリーのセミナー活動に係わる卒業生
アシスタントたちの危うさを感じる
神様の診療所においても行っているのは洗脳と言える。どうしたらあの世からこの世を見て、娯楽として人生を楽しむことができるか?こう言う洗脳をかけようとしてる。この洗脳にかかった人は自分にも他人にも優しくなる。「自分も安心し、隣人も安心させる人として人生を謳歌できるようになる」とても素晴らしい洗脳だとわたしは理解してる。
自分にも隣人にも優しい自分でありたい
こう願っていない人を探すのは